最近「ノーコード」という言葉を耳にする機会もとても増えてきました。
Webサイト制作においても難しいプログラミングを書いたり、専門的な知識がなくてもとても簡単に素敵なサイトを作ることが可能ということで需要がとても増えてています。
一言でノーコードと言っても実は様々な種類があることを皆さん知っていますか?
ノーコードで制作したいけど、どのツールを使えば良いのだろう
今回はそんな疑問を持つ方々のために、それぞれの用途毎に人気のノーコードツールを比較してご紹介していきたいと思います!
Contents
そもそもノーコードツールって何?
ノーコードとは、コーディングによってプログラミングをすることなく、アプリケーションやWebサイトなどのソフトウェアを開発する技術のことです。その名の通り、コードを書きません。現在では、様々なノーコードツールが存在し、ネットショップ構築ができるもの、Webサイト制作、アプリ開発、業務効率化に特化したものなど用途によって使い分けることができるのです。
それぞれのノーコードツールによって特徴や使い方も様々なのでいろんなツールを知って必要に応じて使用できると良いですね!
機能別_おすすめノーコードツール
Webサイト構築におすすめ
ペライチ
ペライチはテンプレートを選び、ホームページなどに掲載したい文章や画像を作成したら、公開ボタンを押すだけという3ステップで作成することが出来ます。1枚のホームページを作成することに特化したサービスです。
サイトの運営者本人が自分で制作したいという需要に堪えるためのツールとなっており、専門知識がない方でも比較的簡単に作成することが可能です。
また、ペライチ認定の「サポーター」と呼ばれる様々な分野のプロが日本各地でセミナーを開催しているため、サイト公開後も安心して運用することが出来ます。
複数のページを同じサイト内で作成したい場合は有料プランを選択する必要があります。
料金プランも無料のもの、月額980円のライトプラン、月額1,980円のレギュラープラン、月額2,980円のビジネスプランの4つから選ぶことが出来ます。
STUDIO
STUDIOは直感的にサイトのデザインを行うことができ、サイト作成、公開、運用・保守まで一括で管理することが出来ます。
無料で作成できる幅も広く、ノーコードツール使用しながらある程度デザインも独自性を出していきたいという方にもおすすめです。
ただECサイトの構築や動画のアップロードは出来ないので注意してください。
料金プランとしては無料のFREEプラン、月額980円のBASICプラン、月額2,480円のPROプランがあります。
Wix
HTMLなどのプログラミングの知識がなくても、画像やテキストの挿入のみで簡単にWebサイトを作成することが可能です。
有料プランでは、SEO対策や独自ドメインの取得、プラグインを充実させることも可能です。
また、顧客管理や在庫管理システムなども搭載しているのが特徴でECサイト構築の機能も搭載しています。
ただ、自由なレイアウトやレスポンシブには対応していないのでご注意ください。
料金プランは月額500円のドメイン接続、月額900円のベーシック、月額1,300円のアドバンス、月額2,500円のVIPとなります。
ECサイト構築におすすめ
Shopify
Shopifyはネットショップから運営までECサイトを構築、運営していくにあたって幅広い機能を使用することができるツールとなります。
具体的な機能としてもSEO対策、レスポンシブ対応、商品管理、ストア分析などがあり、初心者でも自分の商品を販売することが出来ます。日本語のサポートも充実している点も安心出来ますね。
料金プランとしては月額29ドルのベーシック、月額79ドルのスタンダード、月額299ドルのプレミアムがあります。
BASE
BASEは140万人以上の人が利用している人気のネットショップ作成ツールです。スマホ対応もしっかりされており、初心者でも直感的に比較的簡単にネットショップを開設することができます。サイトのデザイン自体もシンプルなもの、クールなもの、ポップなものなど様々なテンプレートがあり、ご自身のショップの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
SNS連携やマーケディングのサポートまで充実しており、ショップ開設後の運営まで安心して利用することができます。
料金プランとしては初期費用が無料で、その後は売上金額の3~6%が手数料となります。
アプリ開発におすすめ
AppPublisher
AppPublisherはパッケージを好みにカスタマイズすることで自由度の高い開発を安価で行うことのできるスマホアプリ制作ツールです。
標準的な機能がパッケージ化されているので、各OSに対応したアプリを短期間で開発することができます。
アプリの制作から分析、運用までをプロのサポートチームがサポートしてくれます。
初期費用については要問合せとなっています。
Adalo
Adaloはテンプレートやキットが豊富に準備されており、短時間で完成度の高いアプリが作れるツールとなっています。
専門的な知識がなくてもアプリを作ってみたいという方におすすめです。
料金プランとしては無料のExplore Plan、月額50ドルのPro Plan、月額200ドルのBusiness Planがあります。
Bubble
Bubbleはプログラミングをすることなく、マウス操作とテキストの入力のみでWeb向けのノーコードアプリの作成ができるツールです。
フロントエンド、バックエンド、データベースの全ての開発がこのBubbleのみで行うことができます。
細部まで作ることが可能なので、イメージ通りのWebアプリが短時間で作成することが可能です。
料金プランとしては無料のHobby、月額29ドルのPersonal、月額129ドルのProfessional、月額529ドルのProductionとなっています。
業務効率化におすすめ
楽々Webデータベース
楽々Webデータベースはエクセルファイルを取り込んで簡単にアプリ化することのできる業務効率化ツールです。
一から作成することも、あらかじめ用意されているテンプレートを使用して編集することもできます。
クラウド版とオンプレミス版があります。クラウド版の料金プランは月額10,000円のスターターパックと月額1,500円(1ユーザー)のスタンダードプランがあります。
monday.com
monday.comはプロジェクト管理、顧客管理、ナレッジマネジメント、ヘルプデスク、採用管理などの様々な業務を管理することのできるノーコードのプラットフォームです。
ドライブやWeb会議ツールなど他のサービスとも連携して最適化することができます。
料金プランはベーシック、スタンダード、プロ、エンタープライズがあり、それぞれ一年契約、月次請求か選択によって異なってきます。
自分の用途に合ったものを選択しよう
今回はノーコードツールを用途別にご紹介しました。ご覧いただいてもわかる通り、多くのツールがあり、それぞれに向き不向きがあります。
闇雲に使い始めて後から「作れなかった!」とならないように、まず自分の作成したいものを明確にして用途に適したツールで作成してみてくださいね!初めのうちは無料のプランでお試しをしてみるのもおすすめです。
ぜひお試しくださいね!